子育てしながら働く罪悪感の正体/心を楽にするためにやったこと

子育てしながら働く罪悪感の正体/心を楽にするためにやったこと

仕事に行く時、子どもが大泣きする

保育園のお迎え、いつも最後の方・・罪悪感でいっぱい・・・

mii

私の子どもも、毎日保育園に行きしぶり、お迎えは最後の方で、毎日罪悪感でいっぱいでした。
私が罪悪感から解放される為にやったことを、ご紹介します。

一人目の子どもが1歳の時、フルタイムで職場復帰しました。
仕事は楽しかったのですが、子どもへの罪悪感で、毎晩泣いてしまうほど辛い日々がありました。

当時、私がどのようにして罪悪感を軽くしていったのか、体験談を元にまとめました。
子育てと仕事の両立に悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

この記事を読んでわかること
・ママが罪悪感を感じる理由
・罪悪感を強める要因
・働くことのプラス面
・子どもとの時間の考え方&作り方
・罪悪感との付き合い方

目次

子育てと仕事の両立で罪悪感を抱くのは普通のこと

仕事をする為には、子どもを保育園や親戚、ベビーシッターなどに預けなければいけません。
どれだけ頑張っても、子どもと過ごす時間は限られています。

「ママと一緒にいたい」
「保育園いやだ」

と泣く子どもを振り切って出社する日も少なくないはず。

「子どもを一番にしてあげられなかった。私は仕事を優先している」
胸を痛めて出勤する日も少ない宮内でしょう。
でも、このような罪悪感を抱くのは、ママが子どもを大切に思っている証拠でもあります。

「もっと一緒にいたい」
「子どもに悲しい思いをさせたくない」

と願う気持ちは自然なこと。

だから、罪悪感を抱くのは、母親として当たり前の感情なのです。

なぜ罪悪感を感じるのか?その正体を解説

子育てをしながら仕事をしていると、どうしてもんなにも罪悪感を感じるのでしょうか。
その正体は大きく分けて「心の中の理想」「他者からの影響」にあります。

理想の母親像に縛られている

誰しも心の中に理想の母親像があります。
そして、理想の母親像に縛られていると、罪悪感を強く感じることが多いです。

理想の母親像はどのようにしてできる?
・自分が育った家庭の環境が「良い子育て・良い母の基準」となる。
・親戚や知人の育児スタイルや子育ての様子が「あんなふうにしなきゃ」という比較が生まれる
・テレビやSNSなどで「母親はこうあるべき」という社会的な理想像が無意識に刷り込まれる。

理想の母親像とは、自分の為のものではありません。
外からの期待や無意識の刷り込みによってできたものが大半です。
だから、「理想の母親と程遠い=ダメな母親」という考え方は、必ずしも正しくありません。

周囲の目や声に敏感になっている

「働いているなんてすごいね!(≒大変だね)」
「0歳から保育園に行ってるんだね(≒かわいそうだね)」
周囲からの何気ない言葉に、心がざわついた経験はありませんか?

悪気のない言葉でも、ママの心の中にある罪悪感が刺激され、悲しくなってしまうことがあります。

他の家庭と比較してしまう

SNSでは、「子どもの為にたくさんの時間を使っているママ」「子どもと楽しそうに過ごすママ」がたくさん見えます。

仕事帰りの電車でそんな投稿を見ていると「私はダメな母親なんじゃ・・・」と感じてしまう。
他者との比較が、罪悪感を大きくしてしまうのです。

罪悪感は、「母として失格だから」生まれるのではありません。
理想の母親像や社会の目、他者との比較の中で自然にわきあがる感情なのです。

まずは、「罪悪感を感じるのは、自分がダメだからじゃない」と知ってください。

罪悪感をやわらげる、向き合い方

罪悪感は、無くそうと思っても、簡単には消えてなくなりません。
大切なことは、うまく付き合って、少しずつ軽くしていくことです。
ここでは、今日からできる方法を具体的にご紹介します。

働くことは子どもにプラスになると考える

「子どもと過ごす時間が少ない=悪」と思い込むと、どんどん罪悪感が膨らみます。
働くことは、子どもにとってもたくさんのプラス(メリット)があるのです。

働くメリット
・頑張るかっこいいママの姿を見せられる
・経済的に家庭が安定し、旅行費や教育費が確保される
・働くとはどういうことかを体験により学べる
・子どもが母親以外と接することにより、社会性が身に付く

”量より質”子どもとの時間を意識する

子どもにとって大切なのは、必ずしも常に母親が側にいることではありません。
短い時間でも、ママが自分に向き合ってくれている時間を喜びます。

・毎日5分でも抱っこする
・週末は思いっきり遊ぶ
・寝る前に絵本を読んだり、おしゃべりする

全部やらなきゃ!と思う必要は全くありません。
子どもが喜ぶこと、小さな特別な時間を積み重ねてみてください。
きっと子どももママも安心して幸せな時間を過ごせます。

SNSのアプリを削除する

他者と自分を比較しないために、何より子どもとの時間を増やすために、SNSのアプリを削除することもおすすめです。
アプリを削除しても、アカウントの削除をしなければ、ブラウザからログインしていつでも見ることはできます。

ホーム画面にアプリがないだけでも、余計な情報に振り回されたり、ダラダラ見を防止することができますよ。

mii

私たちは夫婦で、スマホ依存対策アプリも入れて、無意識に長時間スマホを見続けないように気をつけています。

サポートを頼って心に余裕を作る

罪悪感は「私が頑張らなきゃ」と思うほど強くなります。
無理をせず、周りの力を借りましょう。

・夫婦で家事や育児の分担を見直す
・両親やベビーシッターに頼る
・家事代行サービスを利用する
・便利家電に頼る
・物を減らして管理コストを下げる

ママの時間と心に余裕が生まれると、子どもに向き合う時間も自然と優しく温かいものになります。

まとめ

罪悪感は「ダメな母親だから」感じるのではありません。
むしろ逆で、子どもを愛する優しい母親だからこそ感じる感情です。

考え方を少し変えたり、小さな工夫をすることで、気持ちはきっとグッと楽になるはず。

mii

私も、フルタイム勤務している時、仕事と育児の両立で悩み、泣く日々が続いていました。
同じように悩んでいる方のヒントになれたらと思い、この記事を書きました。

色々やったけど、それでもやっぱり罪悪感が拭えない!きつい!と思ったら、仕事を辞めるのも手段の一つだと思います。

mii

実際、私も数年悩み、考えて、準備し、退職しました

どなたかの参考や、行動のヒントになれたら嬉しく思います。

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