
まだ収益ゼロなんだけど、個人事業主になれるの?



開業届って、利益が出てから出すもの?



収益0でも個人事業主になれます。
私も最初、「まずは収益化しなきゃ!」そう思っていました。
この記事では、私自身の開業時の経験を交えながら、
「収益がなくても大丈夫な理由」や「開業届を出すタイミングの考え方」について、
初心者にも分かりやすくお話しします。
【結論】収益ゼロでも個人事業主になれます
個人事業主とは、「開業届を出し、自分の仕事を始める人」のこと。
つまり、“利益が出ているかどうか”は関係ありません。
開業届を出す時点で、
「これから事業としてやっていく意思がある」
ということが大切なんです。
たとえば、
- まだブログを始めたばかり
- クラウドワークスに登録したけど仕事はこれから
- SNS発信を始めた段階
こんな状態でも、「事業として取り組む意思」があればOKです。
収益0(ゼロ)でも、税務署に開業届を提出することで、個人事業主になれます。



私は、マネーフォワード
びっくりするくらい簡単に、個人事業主になれました。
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なぜ収益ゼロでも開業できるの?
理由①開業届を出すのは「事業の開始日」が基準だから
国税庁の公式サイトには、個人事業の開業届出の手続きについて、以下のように記載があります。
[手続対象者]
新たに事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき事業の開始等をした方
[提出時期]
事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。
国税庁公式サイトより
なお、提出期限が土・日曜日・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日が期限となります。
税務署が見るのは「本気で事業を継続する意思があるかどうか」。
たとえ収益ゼロでも、事業を行っていれば、開業届を出して問題ありません。
- 名刺を作って営業活動をしている
- SNSやブログを運営している
- インターネットなどを通じて取引先を探している



たとえば、私の場合は開業初月の収益は2,345円。
しかし、以下のことをしていたので、「事業として活動中」として開業届を提出し、個人事業主になりました。
- ブログの記事執筆
- アフィリエイトの登録
- 個人名義で業務の受発注
収益化しているか否かではなく、「事業をはじめているか」がポイントです。
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理由②むしろ早めに出すとメリットが多い
開業届を出すことで、経費計上や青色申告の特典を使えるようになります。
特に青色申告は、最大65万円の控除が受けられるので、節税面でかなり有利。
つまり「稼げてから出す」より、「事業を始めたらすぐに出す」方が得なんです。
収益ゼロ開業のメリット
メリット① モチベーションが上がる
「開業届を出した」という事実が、自分を引き締めてくれます。
名刺を作る、ホームページを作る、SNSのプロフィールに「個人事業主」と書く・・・小さなことだけど、自信になります。
メリット② 経費を計上できる
売上がなくても、開業準備にかかった費用は経費になります。
たとえば、以下のようなものを「事業用支出」として記録しておけば、将来の節税につながります。
- パソコン・スマホ代
- ブログ用のサーバー・ドメイン代
- 家賃やインターネット費用(家事按分)
- 書籍・オンライン講座費用
メリット③ 保育園に預けられる
開業すると、「働いている」とみなされるため、保育園に継続できる可能性が高いです。
- 開業届の控えを提出
- 仕事内容や収入予定を簡単に説明
これで「就労中」と認めてもらえるケースがあります。



私は開業届を出し、必要書類を提出することで、
収益ほぼゼロでも保育園を継続することができました。
保育の利用要件は、お住まいの市区町村によって異なるため、各自治体のホームページや窓口で確認されることをおすすめします。


収益ゼロ開業の注意点
注意点① 開業届を出したら確定申告が必要になる
収益ゼロでも、事業を始めた以上は確定申告が必要になります。
ただし、赤字申告でも大丈夫。
翌年以降に黒字になったとき、赤字分を差し引ける「繰越控除」も使えます。
注意点② 社会保険上の扶養は要チェック
もし配偶者の扶養に入る場合は、注意が必要です。
特に社会保険状の扶養に入る場合は、配偶者の加入先の健康保険組合に確認が必要となります。
開業すると、「働いている」とみなされます。
健康保険組合によっては、収益の有無・金額に関わらず、開業届を出した時点で扶養に入れない場合もあるようなので、事前に確認することをお勧めします。



私は開業前に、夫の健康保険組合に直接電話し、開業しても扶養に入れるか確認をしました。
(人事ではなく、健康保険組合に直接確認しました。)
開業届を出す前に、配偶者の加入する健康保険組合に、扶養の認定条件を確認しましょう。
収益ゼロでもやっておくと安心なこと3つ
① 家計と事業のお金を分ける
開業したら、事業用口座を作りましょう。
実店舗のない、ネットバンク(例:住信SBI・楽天銀行など)でOKです。
お金の流れを分けておくと、後々の確定申告がぐっと楽になります。
② 経費管理を習慣にする
収益がなくても、経費の記録は必ずつけること。
ノートでもアプリでもいいので、支出を残す習慣を早めに。
私は「マネーフォワードクラウド確定申告」を使って、月ごとに入力しています。



レシートや領収書も取っています。
③ 小さな仕事から始める
収益0の期間が長いと不安になりますが、
まずは「500円でもいいから仕事を受けてみる」ことで道が開けます。
- ライティング(クラウドワークス・クラウディア

など)
- SNS投稿代行
- ハンドメイド販売(メルカリなど)
- ブログのアフィリエイト



1件でも収益が発生すると、ぐっと実感が湧きます。
【体験談】収益ほぼゼロで開業した日
私は、会社を辞めたあと2ヶ月間は、転職活動をしていました。
しかし、子育ての融通が聞く職場が見つからず、個人事業主になることを決意し、
コネなし・手に職なしで開業届を出しました。
理由は、「保育園に預けながら仕事をしたかった」「自分の覚悟を形にしたかった」からです。
その月の売上は、2,345円。
毎日7時間以上、作業しているのに、です!!
ブログは収益化までに時間がかかると分かっていましたが、数字で見ると焦る気持ちもあります。
時給性のお仕事で安定的な収入も欲しくなり、在宅で数時間だけ働かせてもらえそうな求人に申し込み、面接もしました。(何をしたのかは、後日別の記事にまとめますね)



最初は売上が出ないと分かって、1年以上無収入でも生きていけるくらいの貯金をして起業しましたが、それでも赤字は精神的につらいものがありました。
会社員を続けていたら全く経験することがなかったことばかりで、「稼ぐ」よりも先に、「始める」ことで世界が広がった感覚です。
収益ゼロでも恥ずかしくない!
私は開業届を出したとき、正直「こんな状態で個人事業主って言っていいのかな」と不安でした。
でも今振り返ると、あのとき出してよかったと思います。
なぜなら、“やるしかない!”と本気になれたから。
そして、行動して売り上げ(数字)となって反映されると、とても嬉しかったです。
収益ゼロでも恥ずかしいことはありません。
誰でも最初から大きな収益を得られるわけではありません。
「収益ゼロでも、自分の力で動き出した」
ここから全てがはじまる、大きな一歩だと思っています。
もし迷っているなら「開業届を出す」という選択も
開業届の提出は、とても簡単にできます。
私は、マネーフォワード
無料で使えて、5分ほどで開業届が作成・申請できました!


もし、
「事業にチャレンジしたけどやっぱり無理だった。」
「自分には会社員・パートなど、給与所得が向いていた」
など、個人事業主を続けることが難しくなったら、「廃業届」を税務署に提出することで、いつでも辞めることができます。
ペナルティなどはありません。
まとめ
収益0(ゼロ)でも、堂々と「個人事業主」と名乗って大丈夫です。
✔ 収益はなくても「事業として開始」していればOK
✔ 開業届を出すと経費計上・青色申告などのメリットあり
✔ 赤字期間も立派な“準備期間”
私自身も、ゼロからのスタートでした。
でも、小さく始めた一歩が、今の働き方につながっています。
「まだ収益がないから」と迷っているなら、今日から準備を始めても遅くありません。



この記事が、あなたの働き方を考えるきっかけになれば嬉しいです。



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